商品番号
1001887
梅小鳥外濃(黄) 紅茶碗皿
1900年パリ万国博覧会でメダーユドール(金賞)を獲得した初代深川忠次のエポックメーキングな図案です。
リム部に僅かばかりの余白を残ししっかりとした黒線できまりをつけています。当時、ヨーロッパ工芸を席巻したアールヌーボーに多大な影響を与えたと云うジャポネスクは、花鳥図をその粋としていました。写実的な木花にアクセントをつけるように舞う鳥は、あえて黒く措かれ、全体の色調に品のよいバランスを与えています。このクラシカルモダンな様式は、明治モダニズムとしてサザビィーズやクリスティーズに紹介され深川独自の様式美として知られています。
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