商品番号
2442361
染錦手波鶴紋 魚型皿(小)
1万年以上前の土器の時代より独自の発展を見せてきた日本の陶磁器文化。400年前には磁器製法が有田に伝わり、染付・赤絵・染錦の絢爛豪華な装飾を施された陶磁器は黄金期を迎えます。本品は17~18世紀に有田で焼かれ、伊万里の港から長崎を経由してヨーロッパにまで輸出され人気を博した「OLD IMARI 古伊万里」と呼ばれた陶磁器スタイルを現代にリメイクした作品です。
世界でも稀なる上質の天草陶石(カオリン)から粘土を精製し、熟練の職人が成形します。乾燥後に800度強で焼締めブルーの染付を施し、釉薬を掛けて窯に積み1350度まで還元焼成します。さらに、動物モチーフ吉祥文様「波に鶴文」を赤絵、金彩銀彩で描き800度強に錦窯でじっくり焼成すると有田伝統手法「染錦」の魚皿が完成します。
古来より海から豊かさを享受してきた日本。魚をモチーフとした意匠は繁栄を表し、多くの工芸品に用いられてきました。魚を開いたユニークな形状は、「鯛皿」=「目出度い皿」として晴れやかな御祝の宴やお客様へのおもてなしの席で目出度さを演出してくれます。
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ポイント進呈 ]