古伊万里唐草　面取１２号花生

¥ 275,000 税込

17世紀には海のシルクロードを通り、有田の陶磁器はヨーロッパに渡り、王侯貴族の憧れの的として珍重されました。中でも染錦手の絢爛豪華なデザインは「古伊万里様式」と呼ばれ、「柿右衛門様式」と共に大変な人気がありました。欧米では現在でも、東洋趣味を取りいれたインテリアはご婦人方の憧れのようで、日本の工藝磁器は垂涎の的となっています。意匠は、唐草文様と桐鳳凰、松、牡丹など吉祥文様と組み合わせた「古伊万里様式」になっております。形姿は成形、焼成するに変形しやすい六角の面取型となっており、海外でも人気の「古伊万里スタイル」です。透けるような白磁、明るく深い染付の青色、艶やかな赤絵、金彩、どれもが上質な原料と熟練した職人の手技が生みだす「深川様式美」であります。アンティークのような魅力的な工藝磁器は、現代のモダンなお部屋に潤いを与えてくれる「インテリアのお洒落なアクセサリー」といえます。