商品番号
3400953
官窯窓絵桐鳳凰菊花紋 慶祝揃
17世紀に有田で焼かれた染付磁器は長崎の出島から海を渡り、ヨーロッパ王侯貴族の垂涎の的となります。
当時、日本から輸出されたお茶と陶磁器の茶器は、ヨーロッパでのお茶の文化が始まるきっかけとなります。
19世紀末、パリ・ロンドンなどで開催された万国博覧会には日本の工藝品が出品され、日本ブーム「ジャパネスク」が起き、ゴッホなど多くの芸術家に影響を与えます。
明治政府はこれを契機に国内でも勧業博覧会を開催し、工藝技術向上を図ります。
本意匠は、明治27年に有田に工房を立ち上げた初代 深川忠次が制作した博覧会向け特別意匠『桐鳳凰文』を復刻したものです。
窓絵に配された『桐鳳凰唐草文』と『菊地紋』、内絵に配された『菊花紋』は染付手法で描かれ、さらに金彩が添えられており、格式の有る吉祥文様として独自の品格を醸し出しています。
新しい御世の慶祝に因み、創業以来の伝統手法を継承した熟練の職人たちが、皆様方のご健勝を祈念して一品一品、丹念に焼造いたしました。
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6,000
ポイント進呈 ]