現品のみふくら雀　手造飯碗

¥ 27,500 税込

手馴染みのよさ、職人の手造りによるかたちには、美しいさが漂います。
日本人にとって庭で遊ぶ雀はいちばん身近な小鳥として愛されてきました。寒い季節に羽を膨らませ、温かい空気を溜込んで丸くなり寒さを防ぐ雀の姿を愛らしく表した動物モチーフ『ふくら雀』は、昔から紋所や模様にもよく使われています。この意匠は、初代深川忠次の時代から造り続けているものです。雀の部分を墨で描き、全体を呉須で染めて窯に入れて焼き飛ばし、雀の部分を「墨ハジキ」技法で白抜きしています。釉薬を掛けて1350度の高温度焼成により深川独自の明るく品格のある染付磁器に焼き上がり、愛好家からは「深川ブルー」と呼ばれています。