3月3日は「桃の節句」。
女の子の成長を願う年中行事は女の子にとって特別な日だからこそ、毎年のお祝いを華々しくしたいものですよね。
そんなひな祭りにかかせないのが「雛人形」。初節句のお祝いから成長を見守る娘さんやお孫さんへ、
そして近年は自分へのご褒美に選ぶ方も多く、世代を超えて愛されています。

「桃の節句」と呼ばれるようになったのは、旧暦の3月3日頃に桃の花が咲くと言われ、桃の木は、
中国では病魔や厄災をよせつけない不老長寿の仙木と信じられていて、とても縁起の良い植物なのです。
ひな祭りには「子供に災いが降りかからないように」、「家族の願いや、人生の幸福が得られるように」という気持ちを込めて、
雛人形を飾るようになったそうです。
また、雛飾りと言えば、「天皇の結婚式」を模したものであり、天皇皇后を表している男雛・女雛をメインに
屏風や雪洞（ぼんぼり）などの付属品を飾るスタイルが一般的ですよね。

深川製磁が手がける「雛人形」は、ライフスタイルが多様化する現代でも、場所を選ばずに楽しんでいただけます。
従来のような段飾りが飾れなくなった、お手入れや収納などが面倒だけど、やっぱり「伝統を大切にしたい！」。
そんなお声をよく耳にしますが、スマートなカタチと、一体一体異なる表情や気品溢れる意匠を身に纏う姿は、
生地から、釉薬(ゆうやく)、焼成まで全て一貫して作業出来る工房を持つ深川製磁だからこそ、生み出されるのです。

 

菊文様 立雛 33,000円(税込)

艷かなで温かみのある磁器で造られたお雛様は、熟練の職人が一体一体丁寧な手仕事から生まれており、
お顔の表情や髪の毛のお色、細やかな手の動きから着物の衣装まで、細部にまで拘った伝統技法が施されています。
お内裏様とお雛様が仲睦まじくお遊びをしながら、まるで語りかけてくれるよう。
専用の金屏風やお座布団、木台が付いているので、飾り付けや収納も手間がいらず、どんな空間にもお愉しみいただけます。
お手入れも優しく拭き取るだけなのが、嬉しいポイントです。

ひな祭りには、縁起が良いとされるお食事を用意してお祝いするケースが一般的です。
具体的に何を食べるのかは地域の風習やご家庭での好みによって様々ですが、代表的な食べ物としては
「ちらし寿司」や「蛤のお吸い物」、「菱餅」、「桜餅」などが挙げられます。
また、厄払いと長寿祈願のために「白酒」を飲む風習がありましたが、現代はお子さまや女性にも嬉しい
ノンアルコールの甘酒が用意されるようになったと言われています。

そんなお料理にぴったりな器も取り揃えおります。普段の食卓に少しだけセンスのよい器をプラスしてみて
「今年はこんなふうにお祝いしよう！」とご家庭で計画を立ててみるのも楽しみですね♩

寿赤絵 角小二段重 27,500円

また、深川製磁直営店では、コンパクトで愛らしいお雛様もご紹介しております。
「こんなかわいい雛人形が欲しかった！」とご好評いただいており、きっとお子さまから大人まで喜んでいただけます。
ご予算や設置スペースなどを考慮しながら、ご家庭に合う雛人形や、
雛に因んだ商品を取り入れてみてはいかがでしょうか。